子どもが「死にたい」と言ったときの親の対応【精神科看護師が解説】

子供への声掛け・接し方

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我が子からある日突然「死にたい」と言われたら——親として、これほど胸が張り裂けそうになる瞬間はありません。頭が真っ白になり、どう返せばいいのか分からなくなる。そんな親御さんに向けて、児童思春期精神科で5年間勤務した看護師の視点から、最初にやるべきこと・絶対にやってはいけないことをお伝えします。

「死にたい」の本当の意味を知る

子どもが発する「死にたい」は、必ずしも具体的な自殺願望を意味しているとは限りません。多くの場合、この言葉の裏にあるのは「もう限界」「助けて」「この苦しさをわかってほしい」というSOSです。

ただし、だからといって軽く受け止めていいわけではありません。「本気じゃないだろう」と軽視した結果、取り返しのつかないことになるケースもあります。子どもが口にした以上、その言葉は重く受け止めなければなりません。

絶対にやってはいけない4つの反応

1. 否定する「そんなこと言わないで」

親としては辛すぎて否定したくなりますが、子どもは「この気持ちを言ってはいけないんだ」と口を閉ざしてしまいます。

2. 理由を問い詰める「なんで?何があったの?」

本人も理由がわからないことが多く、詰問調は追い詰めてしまいます。まずは言葉そのものを受け止めて、理由は後から少しずつで大丈夫です。

3. 励ます「頑張れば大丈夫」

「これ以上頑張れない」と思っている子に、さらに頑張らせる言葉は逆効果です。励ましは「今のあなたではダメ」というメッセージにも聞こえます。

4. 笑い飛ばす・軽く扱う

「大げさだよ」と言われた瞬間、子どもは二度とその話をしなくなります。次は親にも相談できずに抱え込んでしまいます。

親が最初にすべき5つのこと

  1. 深呼吸して落ち着く——親の動揺は子どもに伝わります
  2. 「話してくれてありがとう」と伝える——言葉にしてくれたこと自体が勇気ある行動です
  3. ただ聴く——解決しようとせず、気持ちに寄り添う
  4. 一人にしない——特に当日は目の届く範囲で過ごす
  5. 専門機関に繋ぐ——親だけで抱え込まない

相談できる場所

  • 児童精神科——薬物療法と心理療法の両面から支援
  • いのちの電話(0570-783-556)——24時間対応
  • よりそいホットライン(0120-279-338)——子ども・若者向け
  • スクールカウンセラー——学校を通じて利用可能

親自身のケアも忘れずに

子どもからこんな言葉を聞いた後、親もまた深く傷ついています。一人で抱え込まず、自分の気持ちも整理する時間を持ってください。メンタルケアアプリのAwarefyは、AI相手に気持ちを言葉にできるので、誰にも話せない状況でも感情を整理するのに役立ちます。親が倒れてしまっては、子どもを支えることもできません。

まとめ

「死にたい」という言葉を聞いた時、親にできる最大のことは「ちゃんと聞いてくれる人」でいることです。問題を即座に解決できなくても大丈夫。一緒に専門家に繋がる勇気を持ってください。あなたが動き出せば、必ず道は開きます。

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