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この記事の要点
- Kimochiは国家資格を持つカウンセラーのみが在籍するオンラインカウンセリング
- 資格は「最低ラインの安心」であって、相性は別問題。複数試してよい
- 子どもの受診が難しい段階でも、親だけで受けられるのが利点
- 効果を感じるまでは数回かかる。1回で判断しない
- 料金は変動するため、最新の内容は公式サイトで確認を
子どものことで頭がいっぱいで、自分のことは後回し。眠れない日が続いているのに、「私が倒れるわけにいかない」と言い聞かせている。そんな状態が数か月続いている保護者の方に、この記事を書いています。
私は2018年4月から看護師として勤務し(2か月のブランクあり)、2021年4月から児童思春期精神科病棟で働いています。現場で見ていると、子どもより先に保護者のほうが限界に来ているケースは珍しくありません。
保護者が抱え込みやすいもの
子どもに不調があるとき、保護者は複数の役割を同時に担うことになります。生活を支える人、学校とやり取りする人、医療につなぐ人、そして本人の感情を受け止める人。これらを一人で兼ねている家庭は多いです。
しかも、その負担は外から見えません。「大変ですね」と言われても、具体的に何が大変かを説明する言葉がない。結果として、誰にも話さないまま時間が過ぎていきます。
- 夜中に目が覚めて、そのまま眠れない
- 子どもの顔を見ると身構えてしまう
- 以前は楽しめていたことに、関心が向かない
- 「自分の育て方が悪かった」と繰り返し考える
- 誰かに話しても、結局は自分で抱えることになると感じている
これらが当てはまるなら、それは相談を検討していい段階です(保護者のメンタルヘルス)。
なぜオンラインが現実的なのか
「相談したほうがいい」と分かっていても、実際には動けない理由があります。時間が取れない、子どもを置いて出かけられない、近所で知り合いに会いたくない。相談窓口の営業時間が平日昼間だけ、という現実的な壁もあります。
オンラインのカウンセリングは、この障壁の多くを外します。自宅から受けられるので移動が要らず、子どもが寝たあとの時間帯を選べるサービスもあります。全国のカウンセラーから選べる点も、地域による選択肢の差を埋めてくれます。
Kimochiの特徴|国家資格を持つカウンセラーのみが在籍
オンラインカウンセリングは数多くありますが、Kimochiの特徴は明確です。公式サイトでは、在籍カウンセラーは全員が国家資格を保持すると案内されています。担当者ごとの保有資格は、申し込み前にプロフィールで確認してください。
多くのサービスでは、公認心理師、臨床心理士、その他の民間資格の保持者が混在しています。中には短期間の講習で取得できる資格もあり、利用する側からは訓練の量が見えにくいのが実情です。Kimochiは国家資格保持者のみを採用しているため、資格の有無を確認しやすい仕組みです。具体的な資格や得意分野は担当者ごとに確認しましょう。
公認心理師という資格の意味
公認心理師は、心理職では唯一の国家資格です。大学・大学院での専門的な学修を経て、国家試験に合格する必要があります。
カウンセリングは「話を聞くだけ」と思われがちですが、実際には専門的な技術が必要な仕事です。感情を引き出す聞き方、危機的な状態を見分ける判断、医療につなぐべきタイミングの見極め、守秘義務の扱い。これらは訓練を受けた人だけが安全に扱えます。
ただし、資格があれば必ず合うわけではありません。資格は最低ラインのフィルタであって、相性はまったく別の話です。この点は後ほど詳しく書きます。
精神科看護師視点としての活用法
現場から見て、このサービスがいちばん活きるのは「子どもがまだ動けない段階」だと考えています。
子どもが受診を拒んでいる、本人にその気がない。この状態で保護者が何もできないかというと、そんなことはありません。関わり方が変われば、子どもの側にも変化が出ることがあります。そして関わり方を見直すには、外から見てもらう視点が要ります。
※以下のエピソードは、個人が特定できないよう複数のケースを合成し、状況を抽象化しています。
不登校の中学生のご家庭で、母親だけがカウンセリングに通い始めたケースがありました。当初は「本人が行かないから、代わりに」という位置づけでした。ところが数か月経つうちに、朝の声かけの回数が減り、家の中の緊張が下がっていきました。本人は何も指導されていません。それでも、部屋から出てくる時間が増えていきました。
このとき効いていたのは、母親が「一人で判断しなくてよくなった」ことだと思います。毎日の細かい選択を誰にも相談できない状態は、判断そのものを重くします。話を聞いてくれる相手が定期的にいるだけで、その重さが変わります。
もうひとつ、現場でよく感じるのは、保護者が「自分のことを話す場」を持っていないことです。学校でも医療機関でも、話題の中心は子どもです。自分自身の疲れや不安を扱ってもらえる場所は、実はほとんどありません。カウンセリングは、その数少ない例外になります。
利用の流れ
- アカウントを作る——スマホやPCから登録します。相談したいことを簡単に書いておくと、カウンセラー選びの参考になります
- カウンセラーを選ぶ——得意分野、経歴、カウンセリングのスタイル、予約可能な時間帯などをプロフィールで確認できます
- 予約と決済——希望の日時を選んで予約します。最短で翌日にセッションを受けられることもあります
- セッション当日——案内されたURLからビデオ通話で開始。守秘義務の説明のあと、相談内容を話していきます
- 振り返り——終わったあとに気づいたことをメモしておくと、次の回につながりやすくなります
初回は、困っていることの整理で終わることがほとんどです。その場で解決策が出ることはまずありません。ここで「意味がなかった」と判断せず、3回程度は続けてみてください。
どんな人に向くか
- 子どもが受診を拒んでいて、保護者だけで動きたい方
- 近所や知人に知られずに相談したい方
- 日中に時間が取れず、夜の時間帯を使いたい方
- カウンセラーの資格を判断材料にしたい方
- 医療機関にかかるほどではないが、話す相手がほしい方
逆に、不眠や食欲不振など身体症状が強く出ている場合は、カウンセリングより先に医療機関を検討してください。カウンセリングは診断や治療の代わりにはなりません。
他の選択肢との違い
相談先はほかにもあります。まず無料で使えるものとして、学校のスクールカウンセラー(活用のしかた)、自治体の教育相談、精神保健福祉センターがあります。費用をかけずに始めたいなら、こちらが先です。
民間のオンラインサービスも複数あり、チャット対応や24時間の電話対応など、それぞれ特色があります(オンラインカウンセリングの比較/cotreeの記事)。全体的な選び方はカウンセリングの選び方にまとめています。
その中でKimochiが向くのは、「資格の基準がそろっていること」を重視したい場合です。逆に、まず無料で試したい、チャットで気軽にという希望なら、別のサービスのほうが合うこともあります。
使う前に考えておきたい3つのこと
1つ目は、目的をひとつ決めておくことです。「子どもへの接し方を整理したい」「自分の気持ちを吐き出したい」。どちらでも構いませんが、決めておくと初回が使いやすくなります。
2つ目は、続けられる頻度と費用を先に決めることです。月2回で数か月、といった見通しを立てておくと、途中で苦しくなりません。無理な頻度で始めて中断するより、少ない回数で続けるほうが結果につながります。
3つ目は、合わなければ替えてよいと決めておくことです。相性の問題は必ずあります。3回ほど受けても話したいことが話せないなら、別のカウンセラーを試して構いません。替えることは失礼ではありません。
料金と申し込みの流れ
料金は、体験プラン、月額プラン、都度払いなど複数の形から選ぶ仕組みです。金額は改定されることがあるため、実際の条件は公式サイトで確認してください。
家計の面では、月1〜2回のペースで数千円から1万円程度を見ておくとイメージしやすいと思います。通院と違って移動時間も交通費もかからない分、時間の負担は小さくなります。ただ、続けられる金額かどうかは家庭ごとに違うので、最初に上限を決めておくことをおすすめします。
申し込みは、公式サイトでアカウントを作り、プランとカウンセラーを選んで予約するという流れです。登録から最短で翌日にセッションを受けられる場合もあります。
向かない場合、やめてよい場合
次のような場合は、無理に続ける必要はありません。
- 費用の負担が生活を圧迫している——無料の公的窓口に切り替えて構いません
- 毎回、話したいことが話せないまま終わる——カウンセラーを替えるか、サービス自体を変える判断を
- 身体症状が悪化している——医療機関の受診が優先です
- 「通うこと」自体が負担になっている——頻度を落とすか、一度止めても構いません
やめることを失敗と考えないでください。合う方法を探す過程の一部です。
よくある質問
Q1. 何を話せばいいか分かりません
「何から話せばいいか分からない」と伝えるところから始めて大丈夫です。整理するための場所なので、まとまっている必要はありません。
Q2. 子どものことだけ相談してもいいですか
問題ありません。ただ、話しているうちに保護者自身の疲れが出てくることも多いです。そちらも扱ってもらって構いません。
Q3. 効果はどのくらいで出ますか
変化の感触が出るのは3〜5回目あたりからのことが多いです。数か月単位で考えておくと、途中の停滞に振り回されずに済みます。
Q4. 医療機関と併用できますか
できます。通院中の場合は、カウンセリングを受けていることを主治医に伝えておくと、方針がずれにくくなります。
Q5. 顔を出さずに受けられますか
サービスや形式によって対応が異なります。顔出しに抵抗がある場合は、申し込み前に対応可能かを確認してください。
Q6. 子どもも受けられますか
対象年齢はサービスにより異なります。子ども本人の相談を考えている場合は、事前に確認してください。年齢によっては、学校のスクールカウンセラーのほうが現実的な場合もあります。
今夜これだけ
この1週間、ご自身が何時間眠れたか思い出してみてください。子どもの状態より先に、そこを確認する日があっていいと思います。
看護師視点でのまとめ
子どもを支える立場の人ほど、自分のための時間を後回しにします。ただ現場で見ていると、保護者が整った家庭のほうが、結果的に子どもも落ち着いていきます。順番として、先に大人が支えられることには意味があります。
心の専門家に相談するのは、もっと気軽でいいと思っています。風邪をひいたら内科に行くのと同じです。まずは無料の窓口から、それで足りなければ民間のサービスも。資格の基準がそろっている点を重視するなら、Kimochiは選択肢のひとつになります。
参考にした公的情報・一次情報
記事内の制度・相談先・健康情報・サービス情報は、以下を2026年8月15日に確認しています。料金・特典・提供条件は変更されることがあるため、利用前にリンク先の最新情報もご確認ください。
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※本記事の料金・プラン内容は2026年8月時点で公式サイトが公開している情報をもとにしています。条件は変更されることがあるため、お申し込み前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。


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