児童精神科の受診方法と、受診前に知っておきたいこと【精神科看護師が解説】

学校・病院への相談の仕方

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「子どもを精神科に連れて行くべき?」
「でも、精神科ってハードルが高くて…」

そう感じている親御さんはとても多いです。

こんにちは、星野レンです。
児童思春期精神科で5年間働く中で、「もっと早く来てくれればよかった」と感じる場面が数えきれないほどありました。

この記事では、児童精神科への受診方法と、受診前に知っておくと安心できることをお伝えします。

まず「児童精神科」と「小児科」どっちに行けばいい?

迷ったらまずかかりつけの小児科に相談してください。

小児科医は発達や心の問題にも対応しており、必要であれば児童精神科や思春期外来へ紹介状を書いてくれます。

児童精神科への直接受診が向いているケース:

  • 「死にたい」「消えたい」という発言がある
  • 学校に全く行けない状態が続いている
  • 強いパニックや自傷行為がある
  • 発達の遅れや特性について専門的な評価を受けたい

受診前に知っておきたいこと5つ

① 予約が取りにくい場合がある

児童精神科は全国的に医師不足で、初診まで1〜3ヶ月待ちになることも珍しくありません。

「まだそこまでじゃないかも」と思っていても、気になった時点で予約だけ入れておくことをおすすめします。

② 初診は子どもだけでなく親も話を聞かれる

初診では、子どもの状態だけでなく、生育歴や家庭環境、学校の様子なども聞かれます。事前にメモしておくと話がスムーズになります。

メモしておくと役立つこと:

  • 妊娠・出産時の様子
  • 言葉を話し始めた時期、歩き始めた時期
  • 困りごとが始まった時期とそのきっかけ
  • 学校での様子(担任の先生から聞いておくと◎)
  • 睡眠・食欲の状態

③ 子どもに「病院に行く理由」をどう伝えるか

おすすめの伝え方:「最近しんどそうだから、専門家の人に話を聞いてもらいに行こう」

「あなたがおかしいから行く」ではなく、「あなたをサポートするために行く」というニュアンスで伝えてください。

④ 一回で解決しなくて当然

初診で診断がつくこともあれば、何度か通いながら様子を見ることも多いです。「一回行って何も変わらなかった」と感じても、それは普通のことです。焦らず続けることが大切です。

⑤ 親だけでの相談もできる

子どもを連れて行く前に、親御さんだけで相談に行くことも可能です。「連れて行っていいものか判断したい」という場合は、まず親だけで受診してみてください。

受診できる場所の探し方

① かかりつけ小児科に紹介状を依頼する
最もスムーズな方法です。

② 都道府県の「発達障害支援センター」に相談する
無料で専門家に相談でき、医療機関の紹介もしてもらえます。

③ 「児童精神科 ○○市」で検索する
地域の医療機関を探せます。実際に電話して「子どもの不登校・発達について相談したい」と伝えてみるのが一番確実です。

まとめ

  • 迷ったらまず小児科へ。必要なら紹介状を書いてもらえる
  • 予約は早めに。1〜3ヶ月待ちも想定して
  • 初診前に生育歴・困りごとをメモしておくと◎
  • 「専門家に話を聞いてもらいに行く」という言葉で子どもに伝える
  • 親だけでの相談もOK

「受診するほどじゃないかも」と思っているうちに、問題が深刻になってしまうケースを何度も見てきました。気になったら早めに動くこと——それがお子さんを守る一番の近道です。


✍️ 星野レン
看護師8年目。内科・外科での勤務を経て、現在は児童思春期精神科で5年間働いています。

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