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「子どもの様子が気になるけれど、児童精神科と小児科どちらに行けばいいの?」——これは多くの親御さんが最初にぶつかる壁です。予約のハードルも違えば、診られる内容も違います。児童思春期精神科で5年働いた看護師の視点から、どちらを選ぶべきか、判断基準と流れを解説します。
児童精神科と小児科の違い
児童精神科とは
18歳未満の子どもの「こころの問題」を専門に扱う診療科です。発達障害、不登校、不安症、うつ、摂食障害、自傷行為など幅広く対応します。カウンセリングや薬物療法、家族支援まで一貫して行うのが特徴です。
小児科とは
0〜15歳(または中学生まで)の子どもの身体的疾患を中心に診る診療科。最近は発達外来や心療内科的な相談も受け付ける小児科も増えています。
こんな症状は児童精神科へ
- 気分の落ち込みが2週間以上続く
- 強い不安・パニック発作
- 自傷行為(リストカットなど)
- 「死にたい」と口にする
- 極端な拒食・過食
- 長期の不登校や引きこもり
- 発達障害の診断を受けたい
- 幻覚・幻聴などがある
こんな症状はまず小児科へ
- 朝の腹痛・頭痛(学校行く前に限定で現れる)
- 発熱、嘔吐、下痢など
- 夜尿症
- 慢性的な身体症状
身体症状の背景に心の問題がありそうでも、まずは身体疾患の除外が重要です。小児科で「身体的には問題ない」となってから児童精神科を紹介してもらうとスムーズなケースが多いです。
判断に迷った時の流れ
- まずはかかりつけの小児科に相談
- 身体的な検査で問題がないか確認
- 必要なら児童精神科を紹介してもらう
- 自治体の子ども家庭支援センターや教育相談も併用
児童精神科の予約が取れない問題
実は、児童精神科は全国的に予約が3〜6ヶ月待ちというケースが珍しくありません。待っている間は、以下の窓口も活用してみてください。
- スクールカウンセラー(無料)
- 自治体の子ども家庭支援センター
- 教育相談所
- オンラインカウンセリング
受診前にやっておくこと
- 子どもの様子・困りごとを時系列でメモ
- 母子手帳・学校の連絡帳
- 過去の検査結果があれば持参
まとめ
迷ったら、まずは小児科→児童精神科という流れが安心です。身体も心も、子どもの不調は「一人で判断しない」ことが大切。専門家と繋がっていれば、親の不安も半減します。気になることがあれば、早めに相談に行ってみてください。


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