「学校を休んでいる間、勉強はどうなるんだろう」
「みんなから遅れていく一方で焦る」
「でも、本人は勉強の話題に触れられるのも嫌そう」
お子さんが不登校になった時、親御さんの心に必ず浮かぶのが「学習の遅れ」への不安です。
私は児童思春期精神科の病棟で5年間、多くの不登校のお子さんとご家族に接してきました。そこで何度も見てきたのは、「勉強の遅れへの焦り」が、親子関係をさらに難しくしてしまう場面です。
今日は、不登校期の学習をどう考えればいいか、そして「個別指導塾」という一つの選択肢について、現場の視点からお伝えします。
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不登校の子の「勉強」を考える前に
学習の話を始める前に、ひとつ大切なことをお伝えします。それは、不登校の最初の時期は、何より「休むこと」を優先してほしいということです。
心と体が疲れ切っている時に勉強を急がせても、まず頭に入りません。それどころか「勉強もできない自分はダメだ」という新たな自己否定を生んでしまいます。
「勉強の遅れ」が気になり始めたタイミング
お子さんが少し落ち着いてきて、家での生活が穏やかになってきた頃。親御さんの中に、こんな気持ちが芽生え始めるかもしれません。
- 「このまま勉強しなくて大丈夫?」
- 「進学のこと、どうしよう」
- 「本人も最近、勉強が気になり始めているみたい」
これは、お子さんが回復しつつあるサインの一つとも言えます。心と体に少し余裕が生まれてきたからこそ、「先のこと」を考えられるようになるのです。
このタイミングで、本人を追い詰めない形での学習サポートをどう用意してあげるかが、次の大切なテーマになります。
不登校の子の学習で、避けたいこと
①「みんなに追いつく」をゴールにしない
不登校期の学習で、最も避けたいのが「クラスのみんなに追いつかせること」を目標にしてしまうこと。追いつくプレッシャーは、せっかく回復してきた子どもの心を再び疲れさせます。「みんなと同じペース」ではなく、「その子のペースで学べているか」を大事にしましょう。
②集団授業をいきなり強いない
「集団から離れていた子に、いきなり集団塾」は、ハードルが高すぎることが多いです。学校教室で疲れた子にとって、大勢の中での学習はそれ自体がストレス源になります。最初の一歩は「人数の少ない、安心できる環境」から始めるのが理想です。
③親が教えようと無理しない
「私が教えればいいんじゃないか」と思う親御さんもいます。でも、親子関係に「先生役」が混ざると、関係が複雑になりがちです。親はあくまで「安心できる存在」として、勉強については第三者にお願いする方が、家の中の空気が穏やかに保たれます。
個別指導塾という選択肢
不登校期、または学校に戻り始めた時期の学習サポートとして、「個別指導塾」は有力な選択肢の一つです。
個別指導塾が不登校の子に向く理由
- 大勢の中ではなく、先生と1対1〜少人数なので、人間関係の負担が小さい
- その子のペースで学べるので、追いつくプレッシャーがない
- つまずいた単元から戻れるので、自信を取り戻しやすい
- 通塾の時間も柔軟に相談できる教室が多い
- 「学校以外の居場所」になりやすい
特に大切なのは最後の点。学校以外で「自分を受け入れてくれる大人がいる場所」を持つことは、不登校の子にとって大きな心の支えになります。
個別指導の代表格「明光義塾」
個別指導塾の中で、全国に教室があり、お子さんに合わせた指導で知られているのが「明光義塾」です。
明光義塾の特徴
- 個別指導歴の長い大手で、指導のノウハウが蓄積されている
- 「振り返り授業」など、その子の理解度に合わせて学べる
- 全国に教室があるので、お住まいの近くにある可能性が高い
- 授業の曜日・時間を柔軟に相談できる
- 無料体験授業があるので、合うかどうかを試してから決められる
不登校のお子さんを連れて行く時、最も大事なのは「その教室の雰囲気が、その子に合っているか」です。これは、実際に教室を見ないと判断できません。そのため、いきなり契約するのではなく、まず資料請求や無料体験から始めることをおすすめします。
まずは資料請求から
「いきなり教室に行くのは、本人にハードルが高い」という場合、まずは資料を取り寄せて親御さんが内容を確認するのが現実的です。資料を見て、「これなら本人にも合うかも」と感じたら、無料体験授業を検討する。この段階的なステップが、不登校のお子さんへの配慮になります。
個別指導を検討する時、親御さんが見るべきポイント
個別指導塾はどこも同じではありません。お子さんに合うかどうかを見極めるために、以下のポイントをチェックしてみてください。
①教室の雰囲気
明るすぎず、騒がしすぎず、落ち着いた雰囲気か。不登校の子は環境への感受性が高いので、これが何より大切です。
②先生との相性
体験授業で、その子が安心して話せる先生かを見てください。学力指導の腕より、まずは「話しやすさ」が優先です。
③不登校への理解
「不登校のお子さんを受け入れた経験はありますか?」と直接聞いてみてください。具体的なエピソードを話してくれる教室は、不登校への理解と配慮があると判断できます。
④通塾日時の柔軟性
「他の生徒と顔を合わせたくない」「人が少ない時間帯がいい」といった個別の要望に応じてくれるか。柔軟性のある教室を選びたいところです。
「行けるかわからない」段階でも、まず情報を持っておく
「うちの子、まだ家から出るのも難しいから、塾なんてまだ早い…」と思う親御さんもいるかもしれません。
でも、「いつか本人が動き出す時のための情報」を、親御さんが先に持っておくことには大きな意味があります。子どもがふと「ちょっと勉強してみようかな」と言った時、すぐに「こういう選択肢があるよ」と提示できる親でありたい。そのための準備を、本人が動けない時期にしておくのです。
資料請求は無料です。本人にプレッシャーをかけない範囲で、親御さんが先に情報収集をしておくことは、立派な「先回りの準備」と言えます。
おわりに|学校以外の「学びの場」を持つということ
不登校になると、「学校=学びの場」という従来の図式が一度、揺らぎます。でも、見方を変えれば、これは「その子に合った学び方を選べる」というチャンスでもあります。
個別指導塾は、その選択肢の一つです。すべての子に合うわけではありませんが、「学校という大きな集団は無理でも、信頼できる大人と1対1なら学べる」という子は、現場でもたくさん見てきました。
大切なのは、「その子に合った学びの場を、焦らず一緒に探していく」という親御さんの姿勢です。
今日も、あなたと大切なお子さんの時間が、穏やかでありますように。

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